ランボルギーニディアブロ どうやらイオタっぽい雰囲気です。
今回は右側面塗装施工に伴い、右サイドガラスを脱着いたします。
この複雑な曲面ガラスを外します。
割れやすい合わせガラス構造となっておりますが、その物の造りをよく観察すれば
絶対割れるということは決してありません。
まず中のトリムを外します。
センターピラー部分のモールが外れました。
ビス3本で付いていますが、ほとんどシール材で固定されています。
このモールが取れたら8割方成功するといって良いかもしれません。
外れました。 アッパーモールとロアモールはガラスに付いた状態のまま外します。
塗装の妨げになるシリコンや、シール材を綺麗に取り除きます。
ボディはアルミですが鉄ボディの錆びを気にする時のように、ボディ側にはキズを付けない様に
刃物を上手に使わなくてはいけません。
この後細かい部品を外せば、フェンダー塗装がオリジナルの状態で仕上がると言うことになります。
塗装終了後、再度組みつけにお伺いします。
この合わせガラスは端っこに気泡も入り、非常に割れやすくはなっていますが本当はそんなに弱くはないのです。
そのわけは上下のアルミモールがガラスの補強をしているからです。
それからこの曲面が力をうまく逃がしている所も考えられます。
職人の手造りで付けられたガラスですが、人間に付けれて人間が外せないことはありません。