トライアンフGT6+のフロントガラス交換をいたします。
1960年後半のお車ですが、丁寧にレストアされていますね。
オーナー様はガラスの細かいキズが気になってしまうようです。
キズも取ることも出来ますが、新品に交換された方が間違いなくご満足されるでしょう。
早速ガラスを外させていただきますと、粗末なシーリングにびっくりです。
シリコンタイプのシーラーですが、俗に言う建築用シリコンですね。
黒ければ良いというものではないのです。
中身もこだわって仕上げなさいとまでは言いませんが、開けてびっくりなんとやら・・・
そんな所でしょうか。
ガラスは意外と手に入りやすいものですが、ウェザーストリップラバーは再使用設定で
作られているものが多いいのです。
ここまでくると本来ウェザーストリップは交換となってしまいますが、
とことんシリコンを落としましょう。 半分やけです。
時間をかければそこそこキレイになるものです。
ボディ側もとことんシリコンを落として脱脂します。
この年代のウェザーストリップタイプのお車は、硬化しないパテシールが
一番合っていると思います。
新品ガラスと新品みたいになったラバーを組み付けてボディ側に取り付けます。
整いました。 ところでトライアンフと聞きましたら最近でしたらオートバイと連想してしまいますが、
このリヤビューはかっこいいですね。 GT6+のデザイナーがミケロットというだけに注目してしまいます。