大変久しぶりの投稿となってしまいました。
本年も頑張りますのでよろしくであります。
レストア中のポルシェ959ですが、塗装も終わりガラスの取り付け工程に入ります。
リヤフェンダー周辺がなんとも言えない魅力を感じてしまいます。
先ずはフロントガラスの取り付け作業となります。959当時のボディは930ボディですが、フロントガラス周りは993と同じ様な作りとなっています。言い方が少々違いますね。 993のフロントガラスベースとなったのが959であります。
ガラスの周りにモール止めのファスナーが付いています。 ちょっと見れば993と同じですが、なんたって959の80年代のパーツです。
実は細かいところが違っていてガラスの内側にフィルムの様なコーティングがされています。
誤って刃を立てれば簡単に傷が付いてしまいます。 車検のステッカーなど貼らないように!!
当時930の高級グレードガラスもこんな感じですね。
黒い矢印の箇所はシーリングをした所です。
シーリング剤を二等辺三角形状にぐるりと一周施工します。
乗せます。
ガラス枠のファスナーにアウターモールを取り付けて仕上げます。
後ろのガラスの取り付けに入ります。
後ろ周りは930と同じですね。 サイドガラスも後ろと同様に施工しますが
ボディそのものがカーボンファイバーで作られているため、普通のポルシェみたいに簡単に
取り付けできません。 そこのところを何とかするのがプロというのでしょうか。
プロでも限界がありますけどね・・
なんとか整いました。
正面からだと993ですけど、中身は全然違ったポルシェとはかっこいいなー。