だんだんと暑さが遠のいていく昨今。雨が降るごとに季節を感じます。
なんて風流を感じてる場合ではありません。 ”雨がもれる!”
こんなトラブルが本当に多い季節です。
中のトリムをまず外します。 うわー、なんかカビ臭い。
アウターモールを外してみました。 ガラスがずり下がっていますね。
感じてはいましたが、やはり何処かで補修歴があります。
こりゃひどい! と思わず叫びたくなる様な状態です。
・・・
残念ながらプロの仕事ではなさそうですね。(皮肉)
時間が経過されてる様ですが、今までオーナー様が気がつかなかった事が不思議です。
シールの悪さばかり目立ちましたが、ボディ側はご覧の通りサビだらけです。
もう少しで穴が開きそうです。
まずはサビ取りから始まり脱脂をします。 何度も言うようですが
とにかく下地が大事です。
シーリングは多ければいいと言う物ではありません。確実な所にシーリングを
充填すれば、絶対と言っていいほど水は浸入しません。
整いました。 後は室内を乾燥して納車となります。
ガラス作業ですが、ドイツ車は決して難しい車ではありません。
ただ知識と確実さが求められるので、いい加減な気持ちで手を付けられると
大変なトラブルにつながってしまいます。
職人ならば仕事も自分に厳しく取り掛かって行きたいものです