ドアパネル塗装のため、パネルに付いているガラスやモール類を
完全に外してしまいます。
さすがフルカーボンといった感じですね。
トリムは簡単に外せます。 ドアガラスもボルトのみでいたってシンプル。
これこそがレーシングスタイルでしょうか。
油断禁物!フェラーリに楽な仕事やマニュアル通り、なんて絶対ありません。
ここからが大変な作業となってしまいます。 水切りドアモールを外しにかかります。
まず目に付くリベットをドリルでもんでいきます。
ドアパネル内側にもリベットが付いているので確実にもみ取ります。
水切りモールは内側、外側、下の方まで一体となっています。 リベットだけでは外れません。
シリコンと瞬間接着剤が強烈にモールに絡んでいます。 曲げないように・・
なんとか外れました。
次は前側の三角(ベンチ)ガラスに取り掛かります。
外し終わってしまった画像ですが、ウレタンシーリング材がはみ出して見えます。
普通はボルトのみで付いているのですが、さすがにこれでは簡単に外せません。
三角(ベンチ)ガラスが付いていたパネルの内側です。
矢印の部分ですが、 これでもか!と言わんばかりのシーリング材です。
本当に勘弁してくれよといった心境になります。
左右外したモール類です。
根性で外した左右の三角(ベンチ)ガラスとなります。
あとはドアノブのみとなっています。
塗装が終了したら後日取り付けにかかります。
やはりF50は迫力がありますね。
カーボンファイバーをふんだんに使用したF50はまさに公道をはしるF1ですね。
F1をイメージするならば、ガラスへの大量のシールもやむを得ず・・でしょうか。