フェラーリ328です。 ピニンファリナの傑作だと個人的に思ってしまいます。
故エンツォ・フェラーリの魂がこもったモデルなんていいすぎでしょうか?
今回はサイドガラスからの雨漏れを直します。
左側には給油口が付いており、最後部が開閉可能のサッシュとなります。
内張りに水が浸入した後がしっかりと残ってしまいました。
しかしこのように外せれば、洗濯洗剤で丸洗いするとほとんど落ちてしまいます。
ガラスを外すと補修暦がよくわかってしまいます。 汚い・・・
しかし、シーリングをたくさん使っているのに何故漏れてしまうのでしょう?
本来このガラスはシーリングを使ってはいません。
水は浸入しても、サッシュの溝を通りボディの下へ流れていく構造となっていますが現実的には水が浸入するようです。
ですが間違ったシーリングを施工してしまうと、水の通りを遮断してしまう事さえありえます。
まずは古いシーリングを完全に取り去り、下地作りからとなります。
もちろん右側も同じように外します。
これで左右ボディ側がきれいになりました。
サッシュ側も完全に分解します。 ここまでやらないと雨漏れは直らないでしょう。 雨漏れを確実に止めるには、物の作りをよ~く観察するとよい答えがひらめくものです。