剥離作業はトランク内から室内へ移動します。
後部座席周辺の剥離が、本職の合間とはいえ約1ヶ月掛かってしまった。
ペーパー空研ぎ、ワイヤーブラシ、錆止め、毎日の繰り返し作業。
しかし鉄本来の輝きを見てしまうとついつい夢中になってしまいます。
助手席側のフロアは無事ですね。
ロッカーパネル際に小さい腐食がありますが、溶接で簡単に治せる状態。
運転席側は補修痕が出てきました。
少々気になるので、ピラーの継ぎ目やフロアの継ぎ板も綺麗にやり直します。
ひとまず錆止め、エポキシプライマー処理。
ドア4枚とも異常に綺麗な状態。
おそらく前オーナーさんがドアパネル4枚とも交換していると思われます。
ある意味ラッキーかも。
フロントフェンダーの多少のへこみは致し方ない。
腐食が理由でドアヒンジ付近が治されていますが、この部分は鈑金の
やり直しが必要となります。
左右とも同じ補修がされていることから、根本的な原因がありそうです。
エンジンフードの裏側が結構大変な事に・・・
表は剥離剤を使えば問題ないのですが、フィンやヒンジの付け根辺りは無理だな。
やはり目は潰れず、スポット揉んで分解です。
おかげで手の届かないところが磨き放題。
防錆、サフプライマー後パネルボンドで接着です。
スポットの穴をずらさず接着すれば意外と綺麗に元通りになります。
やっと本番サフェーサーから塗装へと向かえそうです。
エンジンも同時に手を入れていく予定で、おそらく年内には走れるでしょう。