五月晴れで気分の良い仕事日和です。
今日は東名高速、横浜町田インターチェンジからすぐの
アライバンキン様で、フェラーリ355のフロント
ガラスの交換をさせていただきます。
さすがフェラーリの事ならおまかせといった工場内です。
社長にフェラーリの事を語っていただくと、本当に情熱のすごさが
伝わってきます。
このスパルタンな355を作業させていただきます。
やはり、道路を走行すれば必ず傷がつくと言うのならば、
前廻り、特にガラスはタイヤと同じように消耗品だと感じて
しまうのです。・・・ 商売上手でしょうか?
まぁ つべこべ言わずにさっさと仕事に取りかかりましょう。
室内トリムなど、ひと通りはずしてからガラスがはずせます。
はずしてから気づいたのですが、数年前に私が一度施工した
お車だとわかりました。
我ながら完璧なシーリングと下地作りだな~と自負してしまい
ました。 サビも、もちろんありません。
新たに下地作りをしますが細かいところでは彫刻刃を使います。
少しでもボディ側にキズを付けたくないからです。
見えないところに気を配れば、年月が経てば経つほど仕上がりに
差が出るものだと思います。
こんどは新品モールの曲がりを合わせます。
これだけアールが合わないと泣けてきますね。
だいたい形が整いました。
今度は下側のモールですがちょっと心配です。
少々心配ですが、新品ガラスと曲げを合わせたモールを
組んでボディに仮付けしてみます。
やっぱり! ガラスとモールの間が異常に隙間がある!!
何時間も合わせて見ましたが、これ以上は無理かなと
判断し、モールだけを発注し直す事にしました。
イタリヤ車の特徴ですね。 国産車みたいに半日で終わる
なんて事はめったに無いです。 じっくりと慎重にやりましょう
という事で・・つづきはまた今度です。