投稿者のアーカイブ
今回はBMWモトーレン東名横浜の横浜磯子サービス様へ
お伺いしております。 神奈川県内では港から比較的
近く、古くから営業されている信頼あるディーラーです。
90型のM3が入庫されてます。
速そうなスタイルですね。
作業としては、左上のモールディングが浮いてしまっています。
本来ガラスを外さずにモールを交換しますが、今回はしっかりと
外してやってみたいと思います。
まずは、下側のワイパーやフィルターなどをごっそりと外します。
センサーなどもあるので要注意です。
ピアノ線で外します。 実はピアノ線も種類がいっぱいあります。
0.3ミリから0.8ミリ、その他変な加工をした物まで。 プロに
なると車をみれば、これは使えてこのピアノ線はあぶないなーなど
確実に判断します。 当たり前か・・・ 割ってからじゃ遅いですよね。
外れました。 室内側にもいろんなセンサーが・・
外したガラスの内側を特殊なコンパウンドで磨きます。
この様にすると歪みがとれてホコリなど付かなくなり、曇りにくく
なります。 視界の確保はこれが一番だと思います。
下地をしっかりと作ります。
最近の車はよく両面テープを使っています。
忘れずにテープ用プライマーを・・・
黄色のマスキングテープは、モールの外側の位置決めです。
モールディングはガラスに対して水平に取り付ける構造ですので、ガラスが
ボディから離れていた方がきれいに取り付けられます。
シーリングも完了です。
もちろん一人で乗せてしまいます。
気になられていた箇所もナイスラインです。
本当はルーフモールも症状に絡んでいました。
クリップが弱く、前側が上に持ち上がっていたんですね。
クリップを加工して、ルーフモールのひっかかりを強くしたことによって
同じ症状は出ないでしょう。
整いました。 完成です。
今回は富士スピードウェイから歩いて2~3分の好立地に
ある、(有)ラセール様にて作業です。
真裏に富士山がでっかく見えるのですが
残念なことに雲に隠れてしまっています。
6月に入って季節は入梅かな? と感じ
させられます。
シルバースタイルのSLRです。
かっこいいですね。
フルオープン。
ガラスはドイツ本国オーダーです。 アイスランドの
火山噴火で、入荷が大変遅くなりました。
ガラスだけで約100万円します。
さすがマクラーレン。 でも正直
いって普通のSクラスの方が作りが
良いような気が・・・
なんとか外しました。
外して気づきましたが、過去にガラスを
交換されてますねー。 最近こういった
お車に良く当たるような・・・
他社で施工せれてますが、シーリングはもう少し
綺麗にまわしてもらいたいですね。 右下と左上で
シールが切れてしまっています。
やはり、ガラス交換はシールが命。
見えないところで気を使うのです。
乗せてからがまた、時間が掛かかるんだな~。
フラッシュを使ったので少し見づらいですが
ルーフライニングをめくった状態です。
シールが中から見えます。
ガルウイングドアのゴムラバーです。
両面テープで付きますが、実はここの
所の作業が一番大変なのです。
たかが両面テープ、されど両面テープ。
仕上がりが大きく左右されます。
整いました。 完璧な仕上がりです。
五月晴れで気分の良い仕事日和です。
今日は東名高速、横浜町田インターチェンジからすぐの
アライバンキン様で、フェラーリ355のフロント
ガラスの交換をさせていただきます。
さすがフェラーリの事ならおまかせといった工場内です。
社長にフェラーリの事を語っていただくと、本当に情熱のすごさが
伝わってきます。
このスパルタンな355を作業させていただきます。
やはり、道路を走行すれば必ず傷がつくと言うのならば、
前廻り、特にガラスはタイヤと同じように消耗品だと感じて
しまうのです。・・・ 商売上手でしょうか?
まぁ つべこべ言わずにさっさと仕事に取りかかりましょう。
室内トリムなど、ひと通りはずしてからガラスがはずせます。
はずしてから気づいたのですが、数年前に私が一度施工した
お車だとわかりました。
我ながら完璧なシーリングと下地作りだな~と自負してしまい
ました。 サビも、もちろんありません。
新たに下地作りをしますが細かいところでは彫刻刃を使います。
少しでもボディ側にキズを付けたくないからです。
見えないところに気を配れば、年月が経てば経つほど仕上がりに
差が出るものだと思います。
こんどは新品モールの曲がりを合わせます。
これだけアールが合わないと泣けてきますね。
だいたい形が整いました。
今度は下側のモールですがちょっと心配です。
少々心配ですが、新品ガラスと曲げを合わせたモールを
組んでボディに仮付けしてみます。
やっぱり! ガラスとモールの間が異常に隙間がある!!
何時間も合わせて見ましたが、これ以上は無理かなと
判断し、モールだけを発注し直す事にしました。
イタリヤ車の特徴ですね。 国産車みたいに半日で終わる
なんて事はめったに無いです。 じっくりと慎重にやりましょう
という事で・・つづきはまた今度です。
オリジナルカーボンファイバー製のルーフトップパネルに合うガラスを切ります。
マスキングテープのサイズに加工します。
微妙にアールが付いていてむずかしいかな?
とりあえずBMWの中古ガラスで切ってみることにしました。
Z3のガラスで挑戦です。
だいたいの大きさで切りましたが・・・
なんだよ!ガラスの方が全然アールがきついとは!
ミラーベースが付いているため切ってからでないと、
アールが合わせられません。
仕方ありません。少しアールのゆるいBMW E65(760)を
使いましょう。 UVカット機能を備えたガラスなので高級感が
つくかな?
中古とはいえ、高価品なので慎重に切りました。
アチャー!! 失敗です。 ガラス切りで切るわけですが
角度が少しでも悪いとヒビが入ります。
実はE65のガラスで失敗したのはこれが2枚目なんです。
しかも同じところでヒビが入りました。
結局、軽トラックの安い新品ガラスが不良在庫として
あったので、これを使っちゃいました。
中古とはいえ、3枚も失敗すると馬鹿らしくなりますね。
安いとはいえ、アールもバッチリだからなおさら沈みます。
まぁ無事に納められたので良しとしましょう。